ISACA History (Japanese) 

 

情報システムコントロール協会 (ISACA) は1967年に設立されました。時代的には、コンピューターシステムのコントロールが企業経営にとって次第に重要さを増してきた頃でもあり、情報システム監査という問題意識を共有する小規模グループのメンバーが、情報ソースの一元化と当該分野に関するガイダンスを模索しつつ、一堂に会することになりました。1969年にこのグループは、EDP監査人協会として正式に組織化されました。ITガバナンスとコントロール分野に係る知識と価値の向上を実現するための大規模な調査研究事業へ着手するため、1976年に同協会は教育基金を設立しました。

今日、ISACAは世界中で110,000人を超える会員数を数え、その多様性が特徴となっています。会員は180を超える国々で実務に従事しており、それぞれがITに関わる専門的な業務に就いています。たとえば、情報システム監査人、コンサルタント、教育者、情報システムセキュリティ専門家、規制当局監督官、CIO、内部監査人です。 この分野に入って日が浅い人、中間管理職、そして上級役職に位置する人もいます。職種も金融や銀行、監査法人、官公庁、公共セクター、公益事業、製造業など、ほぼ全域にわたります。このような多様性のおかげで、会員は様々な専門的トピックについて見識を交換し合い学ぶことができます。多様性は長年ISACAの強みと考えられてきました。幅広い分野からのITガバナンス専門家が参画しているという現状を反映するため、協会名称もこれまでの Information Systems Audit and Control Association(情報システムコントロール協会)より頭文字をとってISACAと改めました。

支部ネットワークもISACAの強みです。ISACAは世界中の80カ国以上に200を超える支部があり、支部では会員の教育、資源の共有、提言、専門家ネットワーク、その他数多くの便益を地域ごとに提供しています。あなたが所属する地域にも支部があるか確認してみてください。

ISACAは設立から30年が経ち、情報ガバナンス、コントロール、セキュリティ、監査人に対して、先導的な役割を果たすグローバルな組織になりました。世界中の専門家が、ISACAの情報システム監査基準と情報システム管理基準を遵守しています。調査研究においては、会員が直面している専門的な問題を浮き彫りにしてきました。 

ISACAは、4つの資格認定を行っています。公認情報システム監査人(CISA)資格は世界的に認められており、創設以来75,000人以上の専門家が認定を受けています。公認情報セキュリティマネージャー(CISM)資格は、情報セキュリティマネジメント層を対象とした唯一の資格で、13,000人以上の専門家が認定されました。Certified in the Governance of Enterprise IT (CGEIT) 資格は、ITガバナンスに関する経験や知識の認定を通して専門的認知度を向上させることに貢献しており、4,000人の専門家が認定を受けています。また、新たにCertified in Risk and Information Systems Control (CRISC)が創設され、情報システムコントロールの設計、導入、維持管理を通して、リスクを識別、管理できるIT専門家の能力を認定しています。 

ISACAは、「ISACA Journal」という雑誌を刊行しています。これは情報コントロール分野における代表的な専門誌として評価されています。また、各種の国際会議も主催し、ISアシュアランス、コントロール、セキュリティ、ITガバナンス専門家に向けて、技術と管理の両側面よりトピックを提供しています。ISACAと関連団体であるITガバナンス協会は、ITコントロールコミュニティを常にリードし、世界中のめまぐるしい環境変化も視野に収めつつ、IT専門家にとって最も必要とされるものを提供する役割を担っております。


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